フィンランド極北の街、ロバニエミ

フィンランドの北極圏の玄関口にロバニエミはある。この北極圏には北方の民族サーメ人がいる。トナカイとともに北極圏を自由に移動する民、サーメ人はアジアの血を引き継いでいるという。 ロバニエミはモダンな街である。近くにサンタクロース村もある。スノーモービルで森の中に入っていくと、そこは人気のない深閑とした森が広がっている。


北の最果ての地のクリスマス

クリスマスはイエスキリストの誕生日とされていますが、その由来を辿っていくとケルトの時代に遡ります。ケルト世界では12月25日は太陽の子を大地に産み落とす日です。冬至を境に徐々に太陽の力が増していきます。青々とした松やヒイラギは生命力の象徴です。これをクリスマスのシンボルとしました。日本の門松と似ていますね。